2020年10月1日

【松江石碑】灘町「道」

<写真>

<地図>松江市灘町

<碑文>

 先生とお別れした日はすでに(碑文不明)朔北のソ連領で、
捕虜としての死をいそがれしは、われわれの記憶の外にあるこ
とである。
 われわれは満州からもう一度この地にお帰りいただくことを
祈っていた。しかしすでにそのことは満たされない願いとなっ
た。今われわれに望み得るものは先生とこの空に向かって先生
と呼ぶことだけである。そして再び先生を見ることの出来ない
と知りながらもう一度この松江の空を懐しんで訪づれることで
ある。
 若し島根が純正であり、その存在が大きな地歩の占めること
がありとするならばその最大の功績を先生のみ名に附せねばな
らない。まことに先生はこの道をまず自らすすまれた人である
からである。そしてその道を多くの少年少女達が歩み、やがて
その後にさらに多くの者がつづこうとしている。
 先生は今こうした島根の盛況を見ていてくださるだろうか
み名 弥峯薬師寺毅先生 もう一度この名を唱えよう

<建立>

昭和39年(1964年)3月19日(碑文より)
故弥峯薬師寺毅先生遺業顕彰会
会長 松江市長 斎藤強

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