2020年11月25日

【松江石碑】八雲町「藤田勇市翁頌徳碑」

<写真>

<地図>松江市八雲町

<碑文>

 藤田勇市翁は明治十四年三月二十三日熊野村矢谷部落に
生まれ資性俊敏事に当り熟慮断行ひたすら郷土のために熱
誠を捧げて居られる徳行の士である
 明治三十九年熊野村収入役に就任爾来村長長沢儀太郎翁
を敬慕してその薫化を受けること多大一王誠を信条とし夙
夜精励し大正七年推されて助役に任じ昭和十五年長沢村長
の退任により村長に選ばれ昭和二十一年退職されるまで役
場在勤四十有余年身を挺して誠心誠意村治に力を尽くし輝
かしい功績を挙げられた昭和三十四年には合併後の八雲村
議会議長に就任し新しい村作りにさらに一段の努力をされ
たのである一方幾多の公共団体に関与して本年八十三歳の
高齢に至るまで一途に愛郷心に燃えて公事に尽瘁せられた
就中酪農の振興環境衛生の整備全村一斉の電灯の設備熊野
大社の御造営財団法人長沢報徳会の設立等は翁が特に心血
を注がれた大事業であったこれら多くの功績に対して表彰
状感謝状を受けられたこと幾十回に及び昭和三十一年には
藍綬褒章受章の光栄に浴されたのである
 昭和三十八年一切の公職を退かれるに当り有志相計り翁
の徳行を頌えその功績を永く後世に伝えるためにここに建
碑に及んだ次第である

昭和三十八年十月
発起人14名、世話人9名、石工1名、銅版彫刻1名、造園1名
(関係者氏名省略)

<建立>

昭和38年(1963年)10月(碑文より)

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