<写真>

<地図>松江市八雲町熊野
<碑文>
この御歌は素戔嗚尊櫛田名比賣を妃に迎えられるに
当り宮造を始められた時に雲立ち騰るを見ての御作、
和歌の始元という。
揮毫者木俣修先生は宮中歌会い始選者昭和女子大学
教授近代短歌の史的展開等を著わされ短歌雑誌形成の
主宰者である。
幕末、平賀元義熊野神社に夜久毛多都の書奉納、熊
野意宇麿また祖神に献賛した。
大正昭和の御代に熊野短歌会結成、同献詠歌会等の
熱誠により明治百年を前に歌碑建立実現し古代文化の
ゆかりをとどめ得たことは慶賀の極である。
昭和四十一年 陽春
<建立>
昭和41年(1966年)(碑文より)