2019年9月18日

【松江石碑】鹿島町「木下利玄歌碑」

<写真>

<地図>松江市鹿島町御津

<碑文>

朝日の中
 御津浦峠 のぼりたるに
  海眼をうてり 紺青のかがやき

 木下利玄(1886~1925)は、田足守藩主
十三代当主の甥として現岡山市足守町に生まれ、の
ち宗家を継いだ。少年時代佐々木信綱の竹柏園に入
門して短歌を学び、東京帝大国文科在学中に武者小
路実篤、志賀直哉らと「白樺」を創刊した。「利玄
調」と呼ばれる独特の歌調を樹立し、白樺派歌人と
して明治大正期の文学史に大きな足跡を残している。
 この歌は大正五年十月利玄が加賀潜戸を訪ねた際、
御津の風景を詠んだ歌の中の一首で、歌集「紅玉」
に収められている。美しい御津の景観とともに、こ
の歌が地区青少年の愛郷心を育む一助となることを
願い、ここにその歌碑を建立する。

   平成五年十二月吉日
                御津区

<建立>

平成5年(1993年)12月(碑文より)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です