<写真>

<地図>松江市学園南一丁目
<碑文>
悲惨を極めた第二次世界大戦は、日本が連合国のポツダム
宣言を受諾して、昭和20年8月15日を以って終結した。
然し終戦後にもかかわらず、60余万人の将兵は酷寒の地シ
ベリアなどに強制抑留され長期に及ぶ過酷な労働と飢え寒さ
病気のため、一割以上の方々が祖国の土を踏むことを果たせ
ず無念の死を遂げた。
本県出身の犠牲者も五百余名に達し誠に痛恨の極みである。
辛酸に耐えて生還し得た私達は、抑留死没者の冥福と恒久平
和を祈念し、不戦の象徴としてこの碑を建立する。
平成6年10月吉日
財団法人 全国強制抑留者協会島根県支部慰霊碑建立委員会
<建立>
平成6年(1994年)10月(碑文より)